★《初心だし品》表千家 九代 了々斎 自作 竹茶杓 銘「きのえかえり」 /吸江斎書付筒・二世楊甫書付箱付★ ■商品説明
ご覧の様な《初心だし品》表千家 九代 了々斎 自作 竹茶杓 銘「きのえかえり」 /吸江斎書付筒・二世楊甫書付箱付です。

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この品は、
その地域を代表する名家であり、
三代続く、茶人の家でもあった、さる旧家からの初心だしの品のひとつであり、
先々代から、大切に使用し、家宝の様に大切に扱ってきた、
作品と伺っております。

ご覧の様な表千家九代・了々斎自作の大変貴重な竹茶杓であり、
「きのえかえり(干支十二支の始めに戻る事)」との銘が付けられたもので、
表千家十世吸江斎による書付筒・後見人の二世楊甫による書付箱に納まっております。

《 了々斎(りょうりょうさい) 》
江戸後期の茶人。
表千家・九世。
久田家六世・宗渓の長男。
名：曠叔・宗佐。別号：好雲斎。
八世の娘たくの婿養子として迎えられ、
３４才で九世を継ぎ、紀州徳川家に仕えた。
又、楽旦入と共に製陶に携わったこともあった。
文政８年(１８２５年)歿、５１歳。

《 吸江斎(きゅうこうさい) 》
表千家十世。久田家七世宗也（表千家八世宗左の弟）の子。
名は達蔵・宗佐、別号に安祥軒・祥翁・宗旦。
８才で表千家に迎えられて十世を継ぎ住山楊甫の後見を受け、
10才で紀州徳川家に出仕し、時の藩主治宝から逆に台子真点前の皆伝を受けた。
のち利休二百五十回忌・如心齋百年忌・宗旦二百年忌等を営む。
万延元年（1860）歿、43才

《 (二世)住山楊甫(すみやま ようほ) 》
江戸後期の茶人。祖父の初代楊甫の姉は表千家七世如心斎の妻。
号は汲清庵・西江軒・吽々斎・云々斎、初め宗仙と称する。
表千家九世了々斎に師事。了々斎歿後、十世吸江斎の後見役を務めた。
紀州徳川家に仕え、鴻池家にも出入した。
安政２年（1855）歿、74才。

■寸法
全長約１８．５ｃｍ・櫂先幅約１．０ｃｍ。

■ 目立った傷等は無く、
■付属品
吸江斎書付筒・二世楊甫書付箱付。

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