【1】概要：・西独Telefunken社が1960～７0年代に制作したと推定されるステレオコンソール用の2Wayシステムペアです。・ユニットは13.0口径㎝ウーハーと6.5ｃｍ口径ツィータによる2Wayです。・いずれのユニットも大型のアルニコマグネットを有した本格派で強力なものですので芯のある素晴らしい音が出てきます。・特にウーハーのマグネットが大きく強力ですのでサイズから受ける印象とは異なり低音の迫力は素晴らしいものです。・ツィータはアルニコマグネットの本格仕様で輝かしい高音を聞かせます。・オールマイティに素晴らしい音を奏でます。
【2】システムの仕様：・ウーハー：13.0cm口径、大型アルニコマグネット・ツィータ：6,5cm口径、大型アルニコマグネット・システムのインピーダンス：４オーム・定格入力：15W・最大入力：30W・エンクロージャーンの材質：木製・外観：前面が細かいスリットのミッドセンチュリーデザインです。・外装仕上げはウォールナットの突板です。・エンクロージャーサイズ：幅196mm, 高さ260mm、奥行き200mmです。・【3】音：・以下は主観ですのでご承知おきください。・最初に、JAZZピアノトリオの名盤、ピムヤコブスの「COME FLY WITH ME」を試聴しました。・このCDは特にウッドベースの演奏と録音が素晴らしいことで有名です。・この小さめのシステムから強力なベースがグイグイ出てきて驚きます。・次にブルーノートのソニーレッドの「out of the BLUE」を聴きました。・これは有名盤ではないですが、ワンホーンJAZZの名盤と思います。・1959年録音の音とは到底思えない素晴らしい演奏・音質です。・アルトサックスが前に出てきてJAZZの熱気が伝わってくる再生です。・高音質録音のビバルディとモーツァルトの弦主体のCDを試聴しました。・いずれも落ち着いた、つややかな弦の響きが素晴らしいです。・バイオリン、チェロなどのの倍音がきれいに再生されます。・ホールの大きさもうまく再生されていると思います。
【4】測定結果・DCR：2本とも3.3Ωでピタリ揃っています。・動作：厳密に測定し動作OKです。・再生可能周波数特性：50～18000Hz(+-3db)
【5】輸送・輸送は120サイズの予定です。・送料は着払いでお願いします。
----------------------------------------------------・下記URLはビンテージスピーカーシステムの記録を解説したブログです。http://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_347256.html（2022年 5月 29日 23時 42分 追加）